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商品写真から広告動画へ:ショット設計の実践チェックリスト

ECの商品写真を、AI支援による商品紹介動画やUGC風広告動画へ活用する前に準備したい項目を解説します。

2026年8月4日UGC Labo EditorialUGC Labo Editorial

きれいな商品写真はAI支援の広告における視覚的な軸になりますが、1枚の画像だけにポジショニング、利用文脈、広告に必要な根拠までは含まれていません。モデルに商品を動かしてもらう前に、これらの判断を準備しましょう。

商品を正確に保てる元画像を選ぶ

使用許諾のある、できるだけ高解像度の元画像を使います。シンプルな背景、正しい色、読み取れるパッケージ、そしてトリミングの余白がある画像が適しています。細かな販促テキストがすでに入った画像は避けましょう。生成した動きで文字が崩れることがあります。

縦長広告では、重要な商品部分が9:16のトリミングに収まるか確認します。元画像が横長の場合は、自動拡張に頼らず、縦長用の構図を別途用意しましょう。

商品の事実とクリエイティブの方向性を分ける

短いリストを2つ作ります。

商品の事実には、変えてはならない情報を記載します。パッケージ、色、同梱物、主要な成分や仕様、オファー条件、必要な注記などです。

クリエイティブの方向性には、変えてよい選択肢を記載します。カメラの動き、背景、クリエイターの設定、テンポ、字幕のスタイル、音楽のムードなどです。

この分け方をするとレビューが速くなります。生成されたシーンが商品の事実を変えていたら、見た目が魅力的でも採用しません。

適切な動画構成を選ぶ

多くのEC用途では、次の3つの構成が役立ちます。

商品の実演

商品から始め、使い方を見せ、メリットと次の行動で終えます。利用方法そのものを視覚的に伝えやすい場合に向いています。

課題と解決策

共感できる顧客の状況を示し、商品を紹介し、変化を実演します。課題は現実的に描き、根拠のないビフォーアフター表現は避けます。

クリエイターによる説明

特定の場面に商品が合う理由を、自然な話し言葉の台本で説明します。出演者がAI生成の場合は、実在の顧客であることや、本人が結果を得たことを示唆しないでください。

アニメーション前にシーンリストを作る

短い縦長動画では、次のようなシンプルな設計ができます。

  1. 0〜3秒: 商品または課題のフック。
  2. 3〜8秒: 利用シーン。
  3. 8〜15秒: 商品の実演と根拠。
  4. 15〜20秒: オファーとCTA。

各シーンについて、想定するトリミング、画面上のテキスト、ナレーション、元素材を記録します。広告全体を一度の制御できない生成に任せるのではなく、モデルへのプロンプトではひとつのシーンを明確に説明します。

最終編集を確認する

商品の形やラベルをフレームごとに確認します。字幕が話している内容と一致していること、オファーが遷移先ページと一致していること、ライセンスに沿って音楽やストック素材が使用されていることを確かめます。日本語コピーは公開前に、改行、数字、句読点、発音をネイティブスピーカーと確認してください。

目的は、静止画をただ動かすことではありません。商品を正確に保ち、すべてのシーンがひとつの広告上の判断を支える、管理された連続性をつくることです。